背表紙(読み)セビョウシ

デジタル大辞泉 「背表紙」の意味・読み・例文・類語

せ‐びょうし〔‐ベウシ〕【背表紙】

書物表紙三つの面のうち、綴じ目の上を覆う部分

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「背表紙」の意味・読み・例文・類語

せ‐びょうし‥ベウシ【背表紙】

  1. 〘 名詞 〙 書物の表紙の三つの面のうち、綴目(とじめ)の上をおおう部分。
    1. [初出の実例]「私の眼は〈略〉背表紙(セビャウシ)金文字をあさった」(出典:こゝろ(1914)〈夏目漱石〉上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android