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胎児と新生児 たいじとしんせいじ

家庭医学館の解説

たいじとしんせいじ【胎児と新生児】

 出生日を日齢0とし、日齢28未満の赤ちゃんを新生児といいます。
 胎児が子宮の外に出てからみせるもっとも劇的な変化は、呼吸を開始し、それを維持することです。胎内ではへその緒(お)を介して母親から酸素と栄養を供給され、老廃物を処理していましたが、へその緒が断たれた瞬間から、新生児はそれらを自分でまかないます。
 へその緒が結紮(けっさつ)・切断され、産声(うぶごえ)があがった瞬間、新生児の肺に大量の血液が流れ始め、胎児期に重要な役割をはたしていた動脈管が閉鎖するなど、その循環動態(じゅんかんどうたい)は激変します。また、自分の肝臓で血液の老廃物を処理し始めるため、生後しばらくは黄疸(おうだん)が出ます。
 胎児が分娩(ぶんべん)という物理的に大きなハードルを乗り越え、さらに生理的な激変を経ることが、分娩損傷や呼吸障害など新生児特有の疾患の原因となるのです。

出典|小学館家庭医学館について | 情報

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