出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…そのうちでも生後1週間は体の諸臓器の機能に著しい変化が起こる時期で,早期新生児期と呼ばれ,生命に対する危険がとくに高いので,注意深い養護が必要である。
[新生児の生理]
(1)呼吸 胎生期に液体で満たされていた肺をふくらませるためには,ふつうの呼吸運動よりはるかに大きな力が必要であるが,オギャーという大きな産声によって肺のなかに空気が入り込み,肺は一挙にふくらんでくる。同時に肺のなかを流れる血液も急に増加し,肺呼吸が始まる。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」