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分娩損傷 ぶんべんそんしょう

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大辞林 第三版の解説

ぶんべんそんしょう【分娩損傷】

分娩時に胎児が受ける外傷。産道を通過するときに受ける圧迫のほか、鉗子分娩などの介助や手術などによることもある。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

分娩損傷
ぶんべんそんしょう

胎児を娩出するときに産道に損傷を生じたものをいい、初産の場合には多少の損傷は避けがたいが、病的なものに対しては処置が必要となる。おもなものに会陰(えいん)裂傷や頸管(けいかん)裂傷をはじめ、子宮破裂や恥骨結合部の離開などがある。
 子宮破裂は、分娩時に陣痛が強いのに胎児がなんらかの理由で娩出されないときにおこる。多くは子宮壁に傷があったり、帝王切開後の傷の癒合不全や多産婦に発生しやすい。また、分娩時には骨産道の関節部がいろいろな作用によって緩むが、とくに高度になると痛みや運動制限がみられる。恥骨結合部の離開は、そのうちでも発生しやすいもので、軽度なら放置しても短期間で治癒するが、高度の場合は矯正して絆創膏(ばんそうこう)固定などの処置を行う。[新井正夫]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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