胞衣着(読み)エナギ

デジタル大辞泉 「胞衣着」の意味・読み・例文・類語

えな‐ぎ【胞衣着】

生まれた子の宮参りに、産着の上から着せる衣類白羽二重またはさらしで作り、紅絹もみの襟を掛ける。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「胞衣着」の意味・読み・例文・類語

えな‐ぎ【胞衣着・胞衣著】

  1. 〘 名詞 〙 生児最初に着せる白木綿の袖なし。産婆などが持ってきて着せる。のち、これを宮参りのとき、産着(うぶぎ)の上に着せる風習ができ、白羽二重で作ったりするようになった。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android