胡芦(読み)ころ

精選版 日本国語大辞典 「胡芦」の意味・読み・例文・類語

こ‐ろ【葫蘆・胡蘆】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 植物「ゆうがお(夕顔)」または「ひょうたん(瓢箪)」の異名
    1. [初出の実例]「傾け得たり葫蘆の三数酌。高く哥ひては信ぜず、公卿有ることを〈慶滋保胤〉」(出典:新撰朗詠集(12C前)下)
    2. [その他の文献]〔杜荀鶴‐戯贈漁家詩〕
  3. 僧衣一種。肩から腰までを覆うもので、後に綴り合わせて直綴(じきとつ)となる上の部分。褊衫(へんさん)
    1. [初出の実例]「律家には肩から腰までををうをころと云ぞ。腰から足までををうを裳(も)と云ぞ」(出典:玉塵抄(1563)一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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