胸の守り(読み)ムネノマモリ

精選版 日本国語大辞典 「胸の守り」の意味・読み・例文・類語

むね【胸】 の 守(まも)

  1. 江戸時代、貴人の婚礼のとき、新婦の襟にかけて夫婦和合の印とした守り札。愛敬守(あいきょうのまもり)。幸いの守り。
    1. [初出の実例]「婚入之部 御料人むねの守懸候事、襟にうちかけの上に懸られ候〈略〉是は愛敬の守也」(出典:婚礼法式(1784頃か)上(古事類苑・礼式一四))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む