能代清(読み)ノシロ キヨシ

20世紀日本人名事典 「能代清」の解説

能代 清
ノシロ キヨシ

昭和期の数学者



生年
明治39(1906)年9月26日

没年
昭和51(1976)年10月18日

出生地
愛知県

学歴〔年〕
東京帝大理学部数学科〔昭和5年〕卒

学位〔年〕
理学博士(大阪帝大)〔昭和16年〕

経歴
辻正次教授に師事。昭和5年北海道帝大理学部数学科助手、10年専任講師。15年第一高等学校教授、17年名古屋帝国大学理学部数学科教授となり、45年定年退職、名誉教授。その後東京理科大学理工学部数学科教授。専攻複素関数論発展に貢献著書に「近代函数論」「Cluster sets」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「能代清」の解説

能代清 のしろ-きよし

1906-1976 昭和時代の数学者。
明治39年9月26日生まれ。北海道帝大講師,一高教授をへて,昭和17年名古屋帝大教授。のち東京理大教授。複素関数論の研究で知られた。昭和51年10月18日死去。70歳。愛知県出身。東京帝大卒。著作に「近代函数(かんすう)論」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android