能掛(読み)のうがかり

精選版 日本国語大辞典 「能掛」の意味・読み・例文・類語

のう‐がかり【能掛】

〘名〙
① 能のシテの姿。能の風体。能の種類
三道(1423)「大よそ三躰の能懸、近来、をしいだして見えつる世上の風体の数々」
② 能を模倣して演じる歌舞伎。また、その型や脚本
役者論語(1776)佐渡嶋日記「能(ノウ)がかりのしょさを、諸人一とうにどよめき、誉るはあしく」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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