日本歴史地名大系 「能楽村」の解説 能楽村のうらくむら 福岡県:浮羽郡吉井町能楽村[現在地名]吉井町福永(ふくなが)筑後川中流左岸の微高地に位置し、橘田(たちばなだ)村・溝口(みぞぐち)村・包末(かんすえ)村などと隣接する。本高は八一石余(元禄国絵図)。「在方諸覚書」では古高一四〇石・役高三七九石。寛政九年(一七九七)の高三八一石。当時の庄屋は溝口村庄屋の聞次であった(「弐番永覚帳」田代家文書)。旧高旧領取調帳によると高一八九石余。大石長野(おおいしながの)水道築造後に馬場(ばば)溝が整備された。宝暦五年(一七五五)の山藪畝数並運上銀書上帳(田代家文書)では請藪二反三畝・運上銀一一匁五分。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by