脊髄性小児麻痺(読み)せきずいせいしょうにまひ

精選版 日本国語大辞典 「脊髄性小児麻痺」の意味・読み・例文・類語

せきずいせい‐しょうにまひ ‥セウニマヒ【脊髄性小児麻痺】

〘名〙 ポリオウイルス感染によって起こる急性伝染病。単に「小児麻痺」ともいい、脳性小児麻痺は「脳性麻痺」と呼んで区別することが多い。満五歳ぐらいまでにほとんどの子どもが不顕性感染型のこの病気にかかるが、発症する子どもはごくわずかである。潜伏期は四~一〇日。そのあと突然発熱し、一~二日で下熱するが、それと同時に手足が麻痺する。急性灰白髄炎ポリオ。〔生物無生物の間(1956)〕

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デジタル大辞泉 「脊髄性小児麻痺」の意味・読み・例文・類語

せきずいせい‐しょうにまひ〔‐セウニマヒ〕【脊髄性小児麻×痺】

急性灰白髄炎かいはくずいえんのこと。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「脊髄性小児麻痺」の意味・わかりやすい解説

脊髄性小児麻痺
せきずいせいしょうにまひ

ポリオ

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