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潜伏期 せんぷくき incubation period

翻訳|incubation period

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

潜伏期
せんぷくき
incubation period

病原体が生体に侵入してから,発症するまでの期間。病原体の量,毒力,活性度,個体の感受性や状態などで多少の差はあるが,病原体の種類によってだいたい一定している。

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デジタル大辞泉の解説

せんぷく‐き【潜伏期】

病原体に感染してから発病するまでの期間。腸チフスでは1~3週間、麻疹(はしか)では10~12日など。潜伏期間
ある刺激や原因が作用してから反応が現れるまでの期間。潜伏期間。

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百科事典マイペディアの解説

潜伏期【せんぷくき】

伝染病において病原体が人体に侵入(感染)してから発病するまでの期間。赤痢で2〜5日,チフスで1〜3週のように,各伝染病でおよそ一定している。潜伏期中でも感染源となる。

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栄養・生化学辞典の解説

潜伏期

 潜伏期間ともいう.感染したあと,最初の徴候や症状が現れるまでの期間.

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大辞林 第三版の解説

せんぷくき【潜伏期】

病原体が侵入してから病状が現れてくるまでの期間。疾病により、その期間はほぼ一定している。
刺激が与えられてから反応が起こるまでの時間。潜伏時。潜時。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

潜伏期
せんぷくき
incubation period

感染症では、病原体が体内に侵入(感染)してから発病するまでの期間を潜伏期という。その内容は病原体の種類によって一様ではない。たとえば、マラリアなどは侵入した病原体が人体内で一定のところまで発育してから発病するものであり、腸チフスなどは侵入した病原菌が一定数まで増えてから発病するものである。また破傷風のように、侵入した病原菌の産生した毒素が脳神経に達してから発病するものもある。このように、ひと口に感染から発病までの期間といっても、感染症によってほぼ一定しているものと、かなり長短の幅があるものとがある。さらに同一疾患でも、侵入した病原体の量や毒力、ならびに感染した人の感受性などによっても影響される。
 潜伏期間中は、一般に病的徴候を呈しないが、敏感な人には前駆症状(頭痛、食欲不振、めまい、不快感など)をみることがある。なお、潜伏期について注意すべき点は、〔1〕潜伏期間中でも病原体を排出する危険、つまり感染源となることもある、〔2〕破傷風や狂犬病のように発病してからでは治療が困難で、潜伏期間中に発病の予防的治療を行わなければならない疾患もある、〔3〕麻疹(ましん)のように潜伏期を利用してγ‐グロブリンの予防注射を行い、軽く発病させて免疫をつくらせるのがよい病気もある、などである。[柳下徳雄]

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世界大百科事典内の潜伏期の言及

【精神分析】より

…上のようなフロイトの心的装置論は,今日の精神分析においてもおおむね継承されているが,新生児が混沌たるエスの塊であるという見方は疑問視されており,自我はきわめて早期に形成されてくるという見方が有力となった。 〈口唇期〉にはじまり〈肛門期〉〈男根期〉〈潜伏期〉を経てついに〈性器期〉に統合されるというフロイトの唱えた精神性的発達理論は,性愛の発達を核心に据えた一つの発達心理学である。フロイトは,口唇や肛門が対象――精神分析用語で人間対象を意味し,一個の人間全体は全体対象であり,乳房やペニスは部分対象である――との接触(たとえば授乳時の口唇)において,ないしはそれ自体の機能(たとえば便をためこんで排出するさいの快感)として,エロティックな機能を本来そなえていると同時に,これらの器官の機能を通して養育者に対する陰陽種々の感情がはぐくまれることに着目した。…

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