出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…感覚神経節は,脊髄神経の領域では,前根と後根が合一して脊髄神経が形成されるところよりも,少々中枢側で後根の途中に存在する。したがって,それぞれの脊髄神経に対応して1個の感覚神経節があり,これらを脊髄神経節spinal ganglionまたは後根神経節dorsal root ganglionという。感覚神経節は求心性神経繊維を中枢神経系に送るニューロンの細胞体の集合であるから,脳神経の領域でも求心性神経繊維を含む脳神経にも感覚神経節がある。…
…脊髄神経の領域では,31対の脊髄神経のそれぞれに対応して31対の感覚神経節がある。これを脊髄神経節spinal ganglionという。脊髄神経節は,前根と後根が合一して脊髄神経が形成される直前のところで後根の途中にあり,その中枢性突起こそが後根を形成する神経繊維であるから,脊髄神経節を後根神経節ともいう。…
※「脊髄神経節」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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