脊髄髄膜瘤(読み)せきずいずいまくりゅう(その他表記)Myelomeningocele

共同通信ニュース用語解説 「脊髄髄膜瘤」の解説

脊髄髄膜りゅう

本来脊椎に収まっている脊髄が露出し、損傷を受ける先天性疾患。国内で年間200~400人が持って生まれるとされる。脚やぼうこう、直腸肛門の神経機能が低下し、運動排尿排便障害などが起こる。妊娠中に子宮壁と脊髄がぶつかることなどでより進行するが、これまで日本では出産後に手術が行われてきた。根本的な治療法はなく、脚の機能に対してはリハビリが中心となる。脳に脳脊髄液がたまる「水頭症」などを合併することが多い。

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六訂版 家庭医学大全科 「脊髄髄膜瘤」の解説

脊髄髄膜瘤
せきずいずいまくりゅう
Myelomeningocele
(子どもの病気)

 脊柱・脊髄の先天的な奇形で、脊椎の背中側の一部が開放し、脊髄などの神経組織髄膜の一部が骨の外に露出してしまったものを指します。脳脊髄液の循環を妨げますので、水頭症の原因になります。脳神経外科での治療を必要とします。

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