知恵蔵mini 「脱ハンコ」の解説 脱ハンコ 官民の公的な書類に必要とされてきた押印の慣例を改めようとする試み。増加する電子商取引への対応などを目的として、紙の文書から電子文書への切り替えを軸に進められている。2020年の新型コロナウイルス感染拡大でテレワークを試みる組織が増えたものの、押印のためだけに出勤するケースが取り沙汰されたことで、実現がより急がれるようになった。総務省は、電子文書が改ざんされていないと証明する「タイムスタンプ」を20年度から、電子的な社印である「eシール」を21年度から認定する制度を設ける。 (2020-6-12) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報