脱水シート(読み)だっすいシート

百科事典マイペディア 「脱水シート」の意味・わかりやすい解説

脱水シート【だっすいシート】

浸透圧原理を応用して間にはさんだ食品水分を抜くシート。水分を通すポリビニルアルコールフィルム2枚の間に,浸透圧を強く働かせる水あめ成分と,吸収した水分を保持する高分子吸水剤などを挟んだもの。このシートに魚を包んで半日から1日ほど冷蔵庫に入れておくと,適度に水分が抜けて,塩などを使わずに一夜干しができる。うま味成分であるアミノ酸核酸などはほとんど残るため,魚や肉の冷凍保存に用いたり,料理の下ごしらえの際に余分な水分を取るのに利用したりする。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む