脱玻璃作用(読み)だつはりさよう(その他表記)devitrification

岩石学辞典 「脱玻璃作用」の解説

脱玻璃作用

天然または人工ガラス結晶質物質に変換すること.最初結晶の大きさが顕微鏡的であるが,この作用は完全に進行すると,それ以前の状態形跡は少なくなるかほとんど失われる[Bonney & Parkinson : 1903, Bowen : 1919].グラスチニゼイション(glastinization)[Homboldt : 1823],脱瓈作用[東京地学協会 : 1916].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android