脳シンチグラフィー(読み)のうシンチグラフィー(その他表記)brain scintigraphy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「脳シンチグラフィー」の意味・わかりやすい解説

脳シンチグラフィー
のうシンチグラフィー
brain scintigraphy

脳スキャンともいう。脳には脳血液関門と呼ばれる機構があって,外からの物質の脳組織への移行を妨げている。しかし脳腫瘍や脳血管障害などの病変部があると,放射性同位元素 RIはそこに取込まれる。これを利用して,γ線を出す放射性同位元素 (テクネチウム,インジウム,ガリウムなど) を静脈内または経口的に投与して,これを取込んだ組織から出される放射線をフィルム上に感光させ,病変の位置,大きさ,形などの造影を得る方法を脳シンチグラフィーという。頭蓋内腫瘍,脳血管障害,脳動静脈奇形,脳膿瘍,硬膜下血腫などの診断のために行われる。

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