脳内血腫(読み)のうないけっしゅ(その他表記)Intracerebral Hematoma

家庭医学館 「脳内血腫」の解説

のうないけっしゅ【脳内血腫 Intracerebral Hematoma】

[どんな病気か]
 脳の中にできる血腫(けっしゅ)で、頭部に直接加わった外力により脳挫傷(のうざしょう)(「脳挫傷」)をおこした結果、あるいは脳をゆがませるなんらかの力が加わり、脳組織が損傷して出血すると考えられます。
[治療]
 脳挫傷(のうざしょう)に準じて治療しますが、血腫が大きければ手術をして血腫を取り除きます。
 血腫が大きいほど、また、血腫に圧迫される脳の面積が広いほど、予後がよくありません。

出典 小学館家庭医学館について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android