脳底(読み)ノウテイ

デジタル大辞泉 「脳底」の意味・読み・例文・類語

のう‐てい〔ナウ‐〕【脳底】

記憶印象が保持されている場所を比喩的にいう語。脳の奥底。「脳底に刻まれた風景
脳の底面。脳を下から見上げたときに見える部分

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「脳底」の意味・読み・例文・類語

のう‐ていナウ‥【脳底】

  1. 〘 名詞 〙 脳の底。比喩的に、印象や記憶がきざみつけられる脳の奥底の意で用いられる。
    1. [初出の実例]「彼等野蛮の人民は此『ピクトリヤ』号を以て月なりと思ひ詰め誤謬の妄想脳底(ノウテイ)に染み」(出典:亜非利加内地三十五日間空中旅行(1883‐84)〈井上勤訳〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android