ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「脳血管撮影法」の意味・わかりやすい解説 脳血管撮影法のうけっかんさつえいほうcerebral angiography 水溶性の造影剤を頸動脈,椎骨動脈,頸静脈から注入したり,股動脈からカテーテルを入れて腹大動脈,胸大動脈を経て頸動脈,椎骨動脈に注入して,脳の血管系をX線で観察する方法。この方法によって,脳動脈硬化や動脈瘤のような脳血管自体の病変を知ることができるほか,頭蓋内腫瘍や血腫の大きさや位置を間接的に知ることもできるので,臨床上,重要な検査とされている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by