精選版 日本国語大辞典 「腋草」の意味・読み・例文・類語 わき‐くさ【腋草】 〘 名詞 〙 腋毛。腋毛を草に見立てた語。一説に、「草」に「臭(くさ)」の意をかけて「腋臭(わきが)」のことともいう。[初出の実例]「小児(わらは)ども草はな刈りそ八穂蓼を穂積の朝臣が腋草(わきくさ)を刈れ」(出典:万葉集(8C後)一六・三八四二)腋草の補助注記腋の毛を「腋草」というのは、挙例の「万葉」歌での固有の修辞で、一般的に定着した語ではない。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例