デジタル大辞泉 「腋臭」の意味・読み・例文・類語 わき‐が【×腋▽臭/狐=臭/胡=臭】 わきの下から不快臭を発する状態。アポクリン腺からの分泌物が細菌により脂肪酸に分解され、汗のアンモニアなどが加わって生じる。臭汗症。腋臭症えきしゅうしょう。 わき‐くそ【×腋▽臭】 「わきが」に同じ。〈和名抄〉 わき‐くさ【×腋臭】 ⇒わきが(腋臭) えき‐しゅう〔‐シウ〕【×腋臭】 わきが。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「腋臭」の意味・読み・例文・類語 わき‐が【腋臭・狐臭・胡臭】 〘 名詞 〙 わきの下の汗が放つ悪臭。また、その体質。原因は腋窩のアポクリン汗腺の機能亢進による。ホルモン分泌が活発になる思春期に発病する。優性遺伝し、黄菌毛や軟耳垢を合併することがある。わきくそ。わきくさ。腋の香。[初出の実例]「腋臭 ワキガ」(出典:伊京集(室町))「自身もしらぬ胡臭(ワキガ)の事まで」(出典:洒落本・禁現大福帳(1755)二) えき‐しゅう‥シウ【腋臭】 〘 名詞 〙 わきのしたの皮膚から悪臭を発する汗を分泌する病気。また、その臭気。わきくそ。わきくさ。わきが。〔本草綱目‐草部・木香・附方〕 わき‐くさ【腋臭】 〘 名詞 〙 =わきが(腋臭)〔世俗字類抄(1144頃か)〕 わき‐くそ【腋臭】 〘 名詞 〙 =わきが(腋臭)〔十巻本和名抄(934頃)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例