腰が据わる(読み)コシガスワル

精選版 日本国語大辞典 「腰が据わる」の意味・読み・例文・類語

こし【腰】 が 据(す)わる

  1. 腰を落ちつけて、物事をする。
    1. [初出の実例]「琴ケ浜のような胴長で、腰がすわっとって、足技のうまい関取りは」(出典:白く塗りたる墓(1970)〈高橋和巳〉五)
  2. 一定地位、職業などを持続する。
    1. [初出の実例]「在所のかごかきで腰がすわらぬ」(出典:新板かわりもんく粋言葉(1818‐30頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android