精選版 日本国語大辞典 「腰桶」の意味・読み・例文・類語 こし‐おけ‥をけ【腰桶】 〘 名詞 〙 能、狂言、歌舞伎などの小道具の一つ。高さ一尺五寸(約四五センチメートル)、直径一尺(約三〇センチメートル)ほどの黒漆塗りで、円筒形のもの。腰掛けに用いるが、酒おけ、茶つぼなどにも用いる。かつらおけ。[初出の実例]「作物 狂女笹一本、真紅打紐三尺、さらし布壱丈五尺、腰桶、枕」(出典:虎寛本狂言・枕物狂(室町末‐近世初)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例