鬘桶(読み)カズラオケ

精選版 日本国語大辞典 「鬘桶」の意味・読み・例文・類語

かつら‐おけ‥をけ【鬘桶】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「かづらおけ」とも ) 能楽、狂言、歌舞伎などの舞台で用いる腰掛け。高さ一尺五寸(約四五センチメートル)、直径一尺(約三〇センチメートル)の黒塗り蒔絵の丸桶で、ふたは酒杯として代用されることもある。もとは鬘を入れたものといわれる。つづみおけ。
    1. 鬘桶
      鬘桶
    2. [初出の実例]「つづみおけの中に、つづみを入、則おけにこしかけし、今のかつらおけの事なり」(出典:わらんべ草(1660)一)

かずら‐おけかづらをけ【鬘桶】

  1. 〘 名詞 〙かつらおけ(鬘桶)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む