腹から(読み)はらから

精選版 日本国語大辞典 「腹から」の意味・読み・例文・類語

はら【腹】 から

① もとより。元来。生まれながら。
浮世草子傾城色三味線(1701)湊「もっ共我々腹(ハラ)からのこも僧にてもなく候」
本心から。心底から。
たけくらべ(1895‐96)〈樋口一葉〉一「やがては墨染にかへぬべき袖の色、発心は腹からか」

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