腹から(読み)はらから

精選版 日本国語大辞典 「腹から」の意味・読み・例文・類語

はら【腹】 から

  1. もとより。元来。生まれながら。
    1. [初出の実例]「もっ共我々腹(ハラ)からのこも僧にてもなく候」(出典浮世草子傾城色三味線(1701)湊)
  2. 本心から。心底から。
    1. [初出の実例]「やがては墨染にかへぬべき袖の色、発心は腹からか」(出典:たけくらべ(1895‐96)〈樋口一葉〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む