精選版 日本国語大辞典 「腹持」の意味・読み・例文・類語 はら‐もち【腹持】 〘名〙① 腹のぐあい。腹の調子。※俳諧・三千風笈さがし(1701)下「妄相の腹もちあしくは阿伽陀円の念仏丸を用ひ」② 食べた物の消化が遅くて、腹の中に長い間たまっていること。腹がなかなかすかないこと。※江戸から東京へ(1922)〈矢田挿雲〉七「味噌豆を能く熬りて升の底にて押し割り麦又は稗、野菜の類を混ぜて炊く時は至極腹持(ハラモチ)の宜しきものにて」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報