岩石学辞典 「膠結作用帯」の解説 膠結作用帯 解析変質作用(katamorphism)の帯の下部で地下水面より下の部分.この地域では解析変成作用の帯に特徴的な反応として,酸化作用,炭酸塩化作用,水和作用および溶液が加わり,膠結作用(cementation)が重要な役割を果たす.ここでいう解析変成作用の帯はヴァン・ハイスによるもので,地球の表面近くに分布する帯[Van Hise : 1904].この語のさらに一般的な使用は,地殻深部の変成作用の帯を含む. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報