膨潤性粘土鉱物(読み)ぼうじゅんせいねんどこうぶつ

最新 地学事典 「膨潤性粘土鉱物」の解説

ぼうじゅんせいねんどこうぶつ
膨潤性粘土鉱物

expandable clay minerals

スメクタイトモンモリロナイト,サポナイトなど),ハロイサイトなど水や有機物分子を吸収し膨潤性を示す粘土鉱物土木工事では,膨潤性粘土が空気中の湿気や地下水を吸うことで膨張し,切羽崩壊や変状,底盤の盛り上がりなどが発生することがある。地すべりでは乾湿繰り返し(膨縮繰り返し)によるすべり面強度の低下(安定性の低下)の要因となることがある。コンクリート骨材としても過早凝結などの問題が発生している。土木の現場では,古くからモンモリロナイトという粘土鉱物名が慣例的に使用されており,その中には,スメクタイトと表記すべきものがある。また,モンモリロナイトを主成分とする粘土の総称と言う意味で,ベントナイト,膨潤土という用語が使われる場合がある。

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参照項目:ベントナイト

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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