臍嚢(読み)さいのう

精選版 日本国語大辞典 「臍嚢」の意味・読み・例文・類語

さい‐のう ‥ナウ【臍嚢】

〘名〙 魚類孵化(ふか)したての仔魚腹部にある、卵黄のはいっている袋。子魚は自分でえさを捕食できるように成長するまで、中の卵黄を養分として吸収する。この時期の子魚を前期仔魚という。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「臍嚢」の意味・読み・例文・類語

さい‐のう〔‐ナウ〕【××嚢】

稚魚の腹にある袋。中に卵黄が入っていて、自分でえさがとれるようになるまでこれを吸収して成長する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android