臍嚢(読み)サイノウ

デジタル大辞泉 「臍嚢」の意味・読み・例文・類語

さい‐のう〔‐ナウ〕【××嚢】

稚魚の腹にある袋。中に卵黄が入っていて、自分でえさがとれるようになるまでこれを吸収して成長する。

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精選版 日本国語大辞典 「臍嚢」の意味・読み・例文・類語

さい‐のう‥ナウ【臍嚢】

  1. 〘 名詞 〙 魚類孵化(ふか)したての仔魚腹部にある、卵黄のはいっている袋。子魚は自分でえさを捕食できるように成長するまで、中の卵黄を養分として吸収する。この時期の子魚を前期仔魚という。

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