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仔魚 しぎょ

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大辞林 第三版の解説

しぎょ【仔魚】

魚の幼生。孵化ふかして以後、すべてのひれが完成するまでをいう。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

仔魚
しぎょ
larva

孵化(ふか)直後からすべてのひれが完成するまでの魚の幼生。孵化直後は体が透明で弱々しく、各ひれも薄い膜状物であり、卵黄だけで発育する。まもなく口や肛門(こうもん)が開き、消化器官が機能しだすとプランクトンを食べだす。発育が進むにつれ、体表に色素が発達し、骨格が堅くなり、ひれも本来の構造になり、運動能力が大きくなる。孵化後、卵黄を吸収し尽くすまでの時期を前期仔魚、卵黄を吸収し尽くしてから各ひれの鰭条(きじょう)の数が定数になるまでの時期を後期仔魚という。仔魚は種ごとに特徴的な形態や色素胞をもっているので、種の査定に使われる。仔魚が稚魚になるときに体つきが顕著に変わることを変態という。顕著な例として、ウナギ目魚類が透明で紐(ひも)状のレプトセファルス型の仔魚からウナギ形に、カレイ目魚類が体の両側に目のある仔魚から片側に2個の目があるカレイ形になることなどがあげられる。変態が終わるころになると浮遊生活から海底生活に移り、稚魚期を経て成体となる。[落合 明・尼岡邦夫]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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