臥所(読み)ふしどころ

精選版 日本国語大辞典 「臥所」の意味・読み・例文・類語

ふし‐どころ【臥所】

  1. 〘 名詞 〙ふしど(臥所)
    1. [初出の実例]「津の国のなにはのあしのうたたねはふしどころこそなほわりなけれ」(出典:桂宮甲本元輔集(990頃))

ふし‐ど【臥所】

  1. 〘 名詞 〙 夜臥す所。寝所寝床。ねや。ふしどころ。
    1. [初出の実例]「そまかはのいかだの床の浮き枕夏は涼しきふしどなりけり」(出典:曾丹集(11C初か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android