臨御(読み)りんぎょ

精選版 日本国語大辞典 「臨御」の意味・読み・例文・類語

りん‐ぎょ【臨御】

〘名〙
帝位について、国家を治めること。〔徐陵‐陳公九錫文〕
国王天皇などが出向いてその場に臨むこと。臨幸。〔布令必用新撰字引(1869)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「臨御」の意味・読み・例文・類語

りん‐ぎょ【臨御】

天子の位について国を治めること。
天子がその場においでになること。臨幸。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「臨御」の読み・字形・画数・意味

【臨御】りんぎよ

君臨する。唐・劉禹錫〔裴相公の為に官を譲る、第一表〕伏して思ふに、陛下臨の始め、宰臣四人あり。今に(およ)んで零し、忽ち一なり。臣も且つ、餘年年(いくばく)なるかを(きてつ)す。

字通「臨」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android