自作農創設政策(読み)じさくのうそうせつせいさく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「自作農創設政策」の意味・わかりやすい解説

自作農創設政策
じさくのうそうせつせいさく

第1次世界大戦後,小作争議続発に対処するために政府が打出した小作農対策。 1920年,当時の農商務省小作制度調査委員会が設置され,自作農創設が種々検討され,26年自作農創設維持補助規則が公布され実行に移された。内容は政府が土地購入資金として小作農に長期低利の資金を貸与し自作農化しようというもの。しかし,第2次世界大戦後の農地改革以前までの実績は,30万 ha,46万戸がこの恩恵を受けたにすぎなかった。 (→農地法 )

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む