自動車大手の春闘

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自動車大手の春闘

多くの部品メーカーを抱え産業裾野が広いため、春闘相場のけん引役となっている。最大手のトヨタ自動車の労使交渉状況は、電機など他の業界も注目する。2016年春闘では、賃金を底上げするベースアップ(ベア)がトヨタは月額1500円、日産自動車は3千円、ホンダは1100円で妥結。要求額はいずれも3千円だった。デフレ脱却を掲げる安倍政権賃上げを求め、各社は円安による好調な業績背景に14年から3年連続でベアを実施してきた。

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