…律令時代の記録にしばしばあらわれる私度僧の摘発は,過酷な税制から逃れようとする人民の抵抗を物語る。《日本霊異記》に登場する〈自度の沙弥(しやみ)〉という場合の自度は,師主に就かないでみずから剃髪・出家したものを指し,私度僧とは少し概念を異にする。【中井 真孝】。…
※「自度」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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