精選版 日本国語大辞典 「自得流」の意味・読み・例文・類語 じとく‐りゅう‥リウ【自得流】 〘 名詞 〙① 砲術の一派。江戸時代、延享(一七四四‐四八)頃、大野宇右衛門久義が創始したもの。〔国朝砲熕権輿録(1855)〕② 独力で会得した流儀。我流。[初出の実例]「僕のやらかすなア、無茶苦茶の自得流で、節なんざア臨機応変だ」(出典:当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉一〇) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例