自得流(読み)じとくりゅう

精選版 日本国語大辞典 「自得流」の意味・読み・例文・類語

じとく‐りゅう‥リウ【自得流】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 砲術一派江戸時代延享一七四四‐四八)頃、大野宇右衛門久義が創始したもの。〔国朝砲熕権輿録(1855)〕
  3. 独力で会得した流儀我流
    1. [初出の実例]「僕のやらかすなア、無茶苦茶の自得流で、節なんざア臨機応変だ」(出典:当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android