日本歴史地名大系 「自然院」の解説 自然院じねんいん 愛知県:名古屋市東区水筒先自然院[現在地名]東区筒井町四丁目建中(けんちゆう)寺前の東方北側にあり、西は車道(くるまみち)筋を隔てて建中寺に、東は小路により情妙(じようみよう)寺に隣接していた。宝池山と号し、浄土宗。本尊は阿弥陀如来。高岳(こうがく)院三世眼誉呑屋が相応(そうおう)寺(現千種区)や黒谷の金戒光明(くろだにのこんかいこうみよう)寺(現京都市左京区)の住職を歴任後、承応元年(一六五二)名古屋に帰り、相応院にゆかりの深い布(ぬの)ヶ池(いけ)に当寺を建立した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by