臭い物に蓋をする(読み)クサイモノニフタヲスル

デジタル大辞泉 「臭い物に蓋をする」の意味・読み・例文・類語

くさものふたをする

悪事醜聞などを、他に漏れないように一時しのぎに隠そうとするたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「臭い物に蓋をする」の解説

臭い物に蓋をする

悪臭を放つものが入っている容器に、臭気が外にもれないようにふたをする。悪事やスキャンダルなど、不都合なことが外部にもれないように、一時しのぎの手段や方法を講じることのたとえ。

[使用例] 臭いものには蓋をしろといって、「猥褻」という蓋を性のことの上にかぶせてしまう俗物主義は、反省されなければなるまい高橋義孝文学と猥褻|1957]

[解説] 表面をとりつくろうだけで本質的な解決にはならないことを示唆して用います。

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む