至剛(読み)シゴウ

デジタル大辞泉 「至剛」の意味・読み・例文・類語

し‐ごう〔‐ガウ〕【至剛】

[名・形動]物などがこの上なく強くてかたいこと。人の性質がこの上なく剛健であること。また、そのさま。「至大至剛

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精選版 日本国語大辞典 「至剛」の意味・読み・例文・類語

し‐ごう‥ガウ【至剛】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 物などがこの上もなく、つよくてかたいこと。人がきわめて剛健で、邪悪に屈しないこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「まことに至剛(シカウ)なる勝頼」(出典信長記(1622)八)
    2. [その他の文献]〔孟子‐公孫丑・上〕

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普及版 字通 「至剛」の読み・字形・画数・意味

【至剛】しごう(がう)

この上なく剛健。〔孟子、公孫丑上〕我善く吾が然の氣をふ。~其の氣爲(た)るや、至大至剛にして、直を以てうてすること無くんば、則ち天地のに塞(ふさ)がる。

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