剛健(読み)ゴウケン

デジタル大辞泉 「剛健」の意味・読み・例文・類語

ごう‐けん〔ガウ‐〕【剛健】

[名・形動]男性的で、心身が強くたくましいこと。また、そのさま。「勤勉で剛健な気風」「質実剛健
[派生]ごうけんさ[名]
[類語]剛毅不屈剛直堅固確固強固強靭タフ不退転不撓ふとう不屈堅忍不抜剛毅豪胆大胆大胆不敵不敵放胆豪放豪快磊落らいらく肝が据わる肝っ玉が据わる・腹が据わる度胸が据わる・むきむきもりもり隆隆ごりごりむっちりむちむち筋肉質筋肉美肉体派肉体美いかついマッチョマッチョマンマッチョイズムマチスモマッスルたくましい不死身頑健強壮強健屈強頑丈雄偉男性美りりしいたけだけしいごつい力こぶ骨太

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精選版 日本国語大辞典 「剛健」の意味・読み・例文・類語

ごう‐けんガウ‥【剛健】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) たくましく男性的なこと。身心が強くしっかりしていること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「資性剛健、而志学」(出典空華集(1359‐68頃)一一・送無尽用侍者帰筑州省師)
    2. 「素朴な、勤勉な、剛健な気象で、労苦を労苦とも思はない上に」(出典:破戒(1906)〈島崎藤村〉六)
    3. [その他の文献]〔易経‐乾卦〕

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普及版 字通 「剛健」の読み・字形・画数・意味

【剛健】ごう(がう)けん

強くすこやか。〔易、乾、文言伝〕大なるかな乾(けん)や。剛中正、純粹にしてなり。六爻(かう)發揮して、旁(あまね)くず。時に六に乘じて以て天をす。雲行雨施して、天下らかなり。

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