至理(読み)シリ

デジタル大辞泉 「至理」の意味・読み・例文・類語

し‐り【至理】

まことにもっともな道理至極しごくの道理。

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精選版 日本国語大辞典 「至理」の意味・読み・例文・類語

し‐り【至理】

  1. 〘 名詞 〙 この上なく正しい道理。
    1. [初出の実例]「至理本無能得所得之別、故言無所得」(出典:維摩経義疏(613)序品第一)
    2. 「二諦教門は至理に預らずと云ふばかり也」(出典:貞享版沙石集(1283)一〇)
    3. [その他の文献]〔梁簡文帝‐上大法頌表〕

しい‐り【至理】

  1. 〘 名詞 〙 「しり(至理)」の慣用読み
    1. [初出の実例]「至理 シイリ」(出典:いろは字(1559))

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普及版 字通 「至理」の読み・字形・画数・意味

【至理】しり

奥深い理。〔夢渓筆談神奇〕人は但だ人中の事を知るのみ。人の外、事何ぞ限りらん。區區たる世智を以て、至理を窮測するは、其れからずや。

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