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至聖所 しせいじょ

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大辞林 第三版の解説

しせいじょ【至聖所】

古代イスラエルで、エルサレムの神殿の最奥部に一段高く二重の幕によって仕切られた最も聖なる場所。宗教哲学的象徴として重要な意味をもつ。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

しせいじょ【至聖所 Most holy】

旧約聖書の律法書によれば,イスラエル人の荒野放浪時代の移動聖所としての幕屋(タバナクル)の一番奥の,神が臨在する神聖な部屋で,垂幕で仕切られ,年1回贖罪日に大祭司が入りうるとされた場所。ソロモンが建立したエルサレムの神殿の最奥部の至聖所は正方形で,1対のケルビムと〈契約の箱〉が安置された。原始キリスト教団は,イエスの死に際して神殿の至聖所の垂幕が裂けたこと(《マタイによる福音書》27:51)を贖罪死の象徴と理解した。

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