至聖所(読み)しせいじょ(その他表記)Most holy

改訂新版 世界大百科事典 「至聖所」の意味・わかりやすい解説

至聖所 (しせいじょ)
Most holy

旧約聖書の律法書によれば,イスラエル人の荒野放浪時代の移動聖所としての幕屋(タバナクル)の一番奥の,神が臨在する神聖な部屋で,垂幕で仕切られ,年1回贖罪日に大祭司が入りうるとされた場所。ソロモンが建立したエルサレム神殿の最奥部の至聖所は正方形で,1対のケルビムと〈契約の箱〉が安置された。原始キリスト教団は,イエスの死に際して神殿の至聖所の垂幕が裂けたこと(《マタイによる福音書》27:51)を贖罪死の象徴と理解した。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 並木

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む