臼屋(読み)うすや

精選版 日本国語大辞典 「臼屋」の意味・読み・例文・類語

うす‐や【臼屋】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 穀物を精製する小屋。搗(つ)き屋。
  3. 大嘗祭(だいじょうさい)のとき、大嘗宮の膳屋の北に造られる建物天神地祇に奉納する稲をつく所。昔は造酒児(さかつこ)、または酒波がここで飯稲をついた。臼殿
    1. [初出の実例]「西南間皆以席柴之、北垣南六許尺横三間臼屋一宇」(出典貞観儀式(872)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android