天神地祇(読み)テンジンチギ

大辞林 第三版の解説

てんじんちぎ【天神地祇】

天の神と地の神。天つ神と国つ神。あらゆる神々。 〔日本では、高天原たかまのはらに生成または誕生した神々を天神、初めから葦原中国あしはらのなかつくにに誕生した神を地祇とする〕
仏教で、天界に住む夜叉・梵天・帝釈天などの天神と、地界に住む堅牢地神・八大竜王などの地祇の総称。

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精選版 日本国語大辞典の解説

てんじん‐ちぎ【天神地祇】

〘名〙 (「神」は天にある神、「」は地にある神の意) 天の神と地の神。天つ神と国つ神。すべての神々。神話では、天神は高天原の神、天照大神・素戔嗚尊(すさのおのみこと)など、地祇は国土の神で、大物主神・猿田彦大神などをさす。また、仏教では、天神は欲界所属の夜叉などおよび梵天・帝釈天をいい、地祇は人間界にある鬼神すなわち堅牢地神・八大龍王などをさす。
※令義解(718)神祇「凡天神地祇者。神祇官皆依常典祭之」

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