天神地祇(読み)てんじんちぎ

四字熟語を知る辞典「天神地祇」の解説

天神地祇

天のと地の神。天つ神と国つ神。すべての神々。

[使用例] 天武天皇の末裔、禁中の雅楽を主宰して天神地祇を祭り、祖霊を慰め[唐木順三*体源抄由来|1965]

[解説] 「神」は天にある神、「」は地にある神。神話では、天神は高天原たかまがはらの神であるあまてらすおおみかみ素戔嗚尊すさのおのみことなど、地祇は国土の神で、おおものぬしのかみさるひこのかみなどをさします。また、仏教では、天神はよっかい所属のしゃなどおよびぼんてんたいしゃくてんをいい、地祇は人間界にある鬼神すなわちけんろうしんはちだいりゅうおうなどをさします。

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精選版 日本国語大辞典「天神地祇」の解説

てんじん‐ちぎ【天神地祇】

〘名〙 (「神」は天にある神、「祇」は地にある神の意) 天の神と地の神。天つ神と国つ神。すべての神々。神話では、天神は高天原の神、天照大神・素戔嗚尊(すさのおのみこと)など、地祇は国土の神で、大物主神・猿田彦大神などをさす。また、仏教では、天神は欲界所属の夜叉などおよび梵天・帝釈天をいい、地祇は人間界にある鬼神すなわち堅牢地神・八大龍王などをさす。
※令義解(718)神祇「凡天神地祇者。神祇官皆依常典祭之」

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デジタル大辞泉「天神地祇」の解説

てんじん‐ちぎ【天神地×祇】

天つ神国つ神。すべての神々。一般に、天神は高天原たかまがはらに生まれた神、あるいは葦原の中つ国に天降った神、地祇はこの国土の神とされる。

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