ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「航程線」の意味・わかりやすい解説 航程線こうていせんloxodrome 船が航海する場合,出発地から到着地まで羅針盤上で一定の方位を保って航海するときのコースとなる線。斜航線,羅針線,等角航路ともいう。地球をこの方法で航海すると,渦巻線となって両極に収束する。部分的にみたときは経線と等しい角度で交わるので,経線が平行直線群で表され,しかも正角図法であるメルカトル図法による海図上では直線となる。メルカトル図法の地図上では曲線で表される大圏コース (大圏航路 ) のほうが,地球上では最短距離となる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by