大圏航路(読み)たいけんこうろ(英語表記)great circle route

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

大圏航路
たいけんこうろ
great circle route

地球上の2地点間を結ぶ最短距離は,その2地点と地球中心を含む断面と地球表面とが交わる線になる。これを大圏といい,それに沿った交通路を大圏航路または大圏コースという。また,その航法を大圏航法と呼ぶ。一般に大陸間を結ぶ海航路や航空路線のような長距離の交通路はほぼ大圏航路に沿っている。これに地形や海流,気流,燃料補給地および通過可能空域などを考慮し,所要時間や燃料消費について最も有利なルートが選定される。こうした方法により航空機の航続可能距離が延び,大圏航路で飛行する路線が増加してきた。 (→心射図法 )

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デジタル大辞泉の解説

たいけん‐こうろ〔‐カウロ〕【大圏航路】

地球の大圏上に沿った、船や航空機の航路。二地点間の最短距離となる。大圏コース。

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百科事典マイペディアの解説

大圏航路【たいけんこうろ】

地球の大円(大圏)に沿った,すなわち2地点間の最短距離の航路。大洋横断など遠距離航行に利用。絶えず変針しなければならないが,実際はある程度の距離を一定針路で進み,順次変針する。

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大辞林 第三版の解説

たいけんこうろ【大圏航路】

大圏に沿った航路。地球上の二点間を結ぶ最短距離である。大圏コース。

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