デジタル大辞泉
「般若声」の意味・読み・例文・類語
はんにゃ‐ごえ〔‐ごゑ〕【般▽若声】
1 知徳に満ちた仏の声。
2 読経の声。
「あらあら恐ろしの―や」〈謡・葵上〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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はんにゃ‐ごえ‥ごゑ【般若声】
- 〘 名詞 〙
- ① 知徳に満ちた仏の声。
- ② 般若経を読誦する声。また、悪霊調伏の経文の声。また一般に、読経の声。
- [初出の実例]「あらあら恐ろしの、般若声や」(出典:謡曲・葵上(1435頃))
- ③ 鬼女が発するような恐ろしい声。嫉妬に狂った声。
- [初出の実例]「悋気喧𠵅・般若声ふるはして居」(出典:雑俳・伊勢冠付(1772‐1817))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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