船湯(読み)フナユ

デジタル大辞泉 「船湯」の意味・読み・例文・類語

ふな‐ゆ【船湯】

船底にたまった水。あか

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精選版 日本国語大辞典 「船湯」の意味・読み・例文・類語

ふな‐ゆ【船湯】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 船中に漏れはいった水。淦(あか)。〔十巻本和名抄(934頃)〕
  3. 江戸時代、船に浴槽設備をして、料金を取って入浴させたもの。また、その船。ゆぶね。
    1. [初出の実例]「在所へも折々船湯(フナユ)が来ますが」(出典:咄本・一のもり(1775)居風呂)

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